2025年シーズンに行われるIntercontinental GT Challengeのカレンダーが決定した。
世界中を駆け巡るGT3シリーズは、2019年以来降りとなる日本ラウンドが復活。9月12~14日にかけて鈴鹿サーキットで開催され、その1カ月後の10月16~19日に開催されるFanatec GT World Challenge America Powered by AWSのシーズン最終戦に向けてアメリカへ向かう。従来通り、IGTCのレースは土曜日(10月18日)に開催され、SRO Americaによる他シリーズは、翌日の日曜日に大半のレースが行われる。
8時間耐久レースは、以前の発表よりも2週間遅れての開催となる。これは、鈴鹿からインディアナポリスまで車両や機材を輸送するのに十分な時間をチームやメーカーに提供するためだ。
また、当初予定していたインディアナポリスの日程の2週間前には、IMSAが同サーキットでレースを開催することとなっている。IGTCとFanatec GT Americaの合同フィナーレの日程を後ろ倒しにすることで、IMSAのシーズン最終戦よりも後に開催することを実現。このため、より多くのチームのエントリーが期待される。
一方、鈴鹿は2018年と19年の8月に経験した灼熱のコンディションよりも落ち着いた気候となるべく、9月中旬に開催される。
2025年のIGTCカレンダーの残りは、6月下旬のCrowdStrikeスパ・フランコルシャン24時間レースで発表されたままである。例年通り、シーズンは2月上旬にオーストラリア・バサースト12時間が開催されるマウント・パノラマで始まる。その後、ニュルブルクリンクとスパの2つの24時間レースが6月下旬の週末に連続開催となる。
2025 INTERCONTINENTAL GT CHALLENGEカレンダー
1/31 – 2/2 | バサースト12時間・オーストラリア
6/19-22 | ADAC Ravenol 24h ニュルブルクリンク・ドイツ
6/26-29 | CrowdStrike 24 Hours of スパ・ベルギー
9/12-14 | 鈴鹿1000km・日本
10/16-18 | インディアナポリス8 Hour Presented by AWS・アメリカ