> 香港チームは2台目のエントリーも検討中
> アジアのIntercontinental GT Challengeで30台を超える車両のエントリーが確定。
> 日本のF1開催サーキットで8月24-26日に第3ラウンドが開催
アジアの有力Porscheチーム、Craft-Bamboo Racingは、8月24-26日の鈴鹿10時間でオール・ファクトリー・チームをエントリーさせることを確約した。
香港のチームは現在、Blancpain GT Series Asiaに参戦しているが、2月に開催されたIntercontinental GT Challengeのシーズン開幕戦、Liqui-Moly Bathurst 12時間ではPorscheワークスのチームで参戦、赤旗終了になるまで、ほぼ勝利を手にしようとするところにいた。
その時の手ごたえとIntercontinental GT Challengeのアジア・ラウンドの開催地として鈴鹿が決定したこととで、Craft-Bamboo RacingはPorsche Motorsports Asia Pacificポルシェのフル・バックアップと3人のファクトリー・ドライバー(後日決定)を起用しての参戦を決定しました。
チームはまた、2台目のPorscheの参戦に向けて準備をしており、プロ、またはプロ/アマでの参戦として、ファクトリー・カーと共に、昨年Craft-BambooがBlancpain GT Series Asiaでポール・ポジションと表彰台を獲得した鈴鹿サーキットで走行することになる。
Craft-Bamboo Racingディレクター、ダリル・オーヤングはバサーストがは、Bathurstでチームが優勝を逃したことが、再びファクトリー体制でのIntercontinental GT Challengeへの参戦につながったことを明らかにした。
「Porsche Motorsport Asia Pacificとのパートナーシップを締結し、鈴鹿10時間に参戦できることを大変うれしく思います。今年、Intercontinental GT Challengeにはバサースト12時間に初参戦し、残り20分までは勝利を確信していました。苦い終わり方でしたが、だからこそ、鈴鹿で勝利したいという思いが強くなりました。
鈴鹿で行われた過去のレースでは、Porsche 911 GT3 Rが優れた成績を収めているので、当然高い期待を持っていきます。エントリー・リストを見ても強豪ばかりですし、もう勝負は始まっていると思っています」。
Porsche Motorsport Asia Pacificの代表、アレクサンドル・ギボットは次のように述べている。「鈴鹿10時間に参戦するCraft-Bamboo Racingと再びパートナーシップを組むことを楽しみにしています。Craft-Bamboo Racingと組むのは、Porsche Motorsport Asia Pacificが設立されて以来3回目のことで、今度こそ、より大きな成果を上げたいと思っています。
Porsche Motorsport Asia Pacificは、Porscheファクトリーのドライバー・ラインアップだけでなく、レース前、そして現地でもエンジニアリングとテクニカル・サポートを提供し、現地での部品供給を確実にします」。
現在、Porsche勢は991 GT3 Rが6台と鈴鹿において最有力勢力と見られている。日本から参戦の2チーム、D'station RacingとAPR、そして現在ブロンズ・ドライバー・ランキングのトップに位置するBlack Swan Racingに加え、Craft-Bambooとやはりファクトリー体制のManthey Racingがエントリーしている。